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2022.08.29

防水工事・外壁塗装コラム

外壁塗装をしないとトラブルに?外壁塗装の必要性と効果について解説!

10年に一度のメンテナンスが必要とされる外壁塗装ですが、100万円前後の施工費用がかかるため、高額な出費に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

「外壁塗装は本当に必要なの?」

 

「外壁塗装をしなくても見た目が悪くなるだけなら、お金をかけなくない……」

と感じている方もいるでしょう。

そこで今回は、外壁塗装の必要性について解説します。また、もし外壁塗装をしなかった場合に起こりうるトラブルについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

 

1 外壁塗装が必要な理由と塗装がもたらす効果とは?

外壁塗装は、建物を保護し、快適な居住環境を確保するために欠かせないメンテナンス作業です。未経験の方にもわかりやすく、外壁塗装の必要性とその効果について詳しく説明しましょう。 

1-1 住宅の安心・快適を守る防水性能の強化

外壁は建物の最も外側に位置し、外部の気象条件に直接さらされています。雨、風、紫外線、寒暖の変化などからの影響を受け、外壁が劣化すると、内部に水漏れや湿気が侵入する可能性が高まります。

そのため、外壁塗装をしないまま放っておくと、住宅の外壁にヒビが入ってしまうことがあります。さらに、外壁の防水性が低下して、カビやコケが生じてしまうケースも珍しくありません。

外壁にヒビができてしまうとそこから雨が侵入したり、外壁にできたカビやコケが建物の内部にまで繁殖したりして、構造躯体の木材を腐らせてしまう原因になります。

一方、外壁塗装を定期的に行うと、外壁材そのものを保護してひび割れや剥がれ、さらにはカビやコケの発生を防止できます。 なお、構造躯体が浸水したり、カビが発生したりしている住まいはかなり危険な状態だといえます。このような状態になるのを防ぐためにも、定期的な外壁塗装によって防水機能の維持・回復を行う必要があるのです。

1-2 建物を長持ちさせる劣化防止

外壁は、時間と共に劣化し、ひび割れや剥がれが発生する可能性があります。劣化が進行すると、建物の構造にも影響を及ぼす可能性があり、修理コストがかさんでしまうことも。外壁塗装は、外壁の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばす役割を果たします。定期的な外壁塗装により、建物の価値を維持し、将来の修理費用を節約できます。

1-3 省エネ効果で光熱費の節約

外壁塗装は断熱効果を向上させる一つの方法です。外壁の断熱性能が向上すると、冷暖房装置の効率がアップし、光熱費を削減できます。家の中が適切に断熱されることで、季節ごとの気温変化に対処しやすくなり、エネルギー消費を削減できます。これは経済的にも環境的にもメリットがあります。

1-4 家の見た目を美しく保つ

外壁塗装は紫外線や雨、風の影響により、少しずつ色褪せていくうえ、汚れも目立つようになります。

住宅の外観は住まいの第一印象です。「見た目は気にする必要がない」と考える方もいるかもしれませんが、美しい住宅は来客の方に好印象を持たれるでしょう。

また、来客だけでなく、居住者本人も気持ちが晴れやかになったり、帰宅するのが楽しみになったりする効果もあります。

外壁塗装は、外部環境から建物を守り、住宅の居住環境を向上させ、美しさを保つために必要不可欠です。建物の長寿命と住宅環境の改善を考えると、定期的な外壁塗装は重要な投資と言えます。

2 外壁塗装が必要になるタイミング

外壁塗装は建物の健康を保つために不可欠なメンテナンス作業です。しかし、具体的にはどのようなタイミングで外壁塗装が必要になるのでしょうか?以下で、外壁塗装が必要になる主なタイミングについて詳しく説明します。

2-1 塗装面の劣化・ひび割れが目立つ

外壁の劣化やひび割れが目立つ場合、外壁塗装が必要になるサインです。外壁は外部の要因にさらされ、時間と共に劣化します。ひび割れがあると、雨水や湿気が外壁に侵入し、建物内部に損害を与える可能性が高まります。また、ひび割れは外観にも悪影響を及ぼし、建物の美観を損ねます。ひび割れや劣化が目立つ場合、外壁塗装を検討しましょう。

2-2 カビや汚れが発生しやすい環境

特に湿度の高い環境や雨風にさらされやすい場所では、カビや汚れが外壁に発生しやすいことがあります。カビや汚れが放置されると、外壁の劣化を促進し、健康上のリスクを引き起こす可能性があります。また、これらの問題は外観を損ね、美観を損なうこともあります。カビや汚れが頻繁に発生する環境では、定期的な外壁塗装が必要です。

2-3 紫外線や雨風の影響で色褪せが進む

建物の外壁は紫外線や雨風からの影響を受け、時間と共に色あせてしまうことがあります。外壁の色褪せは美観に直接影響を与え、建物が老朽化して見える原因となります。色褪せが進んでしまうと、建物の価値も低下する可能性があります。外壁の色褪せが目立つ場合、外壁塗装によって新たな外観を取り戻し、建物を保護しましょう。

これらのタイミングで外壁塗装を実施することは、建物を健康に保ち、美しさを維持するために重要です。外壁の状態を定期的にチェックし、必要に応じて外壁塗装を計画しましょう。

3 外壁塗装をしないとどうなる?危険性について知っておこう

外壁塗装の必要性はわかったものの、高額なメンテナンス費用がかかるのも事実です。そのため、できることなら時期を先延ばしにしたい、もしくはしたくないと考える方が多いのではないでしょうか。

そこで気になるのが「外壁塗装をしないとどうなるのか?」ということでしょう。

ここでは、外壁塗装をしないまま放置するとどうなるのかについて解説します。

3-1 室内ひび割れやカビなどが外壁にできる

前段と重複しますが、外壁塗装をしないまま放置していると塗膜の劣化や色褪せ、チョーキング、さらにはひび割れやカビ、コケの原因となります。

見た目が悪くなるのはもちろん、衛星的によくない、より大きなトラブルに発展するといった可能性も考えられます。後で解説しますが、ひび割れが原因となってさらに深刻なトラブルに発展する可能性もあるので注意しなければなりません。

3-2 ひび割れ部分から雨漏り・害虫の侵入などにつながる

外壁の劣化が進行すると、外壁の剥がれやひび割れができてしまいます。そして、ひび割れが生じると、雨水や害虫が建物内部に侵入する原因となります。

ただ、建物内部に水が浸入したからといってすぐに雨漏れになるわけではありません。防水紙や構造部分が最初に浸水し、食い止めきれなかった水分が雨漏れになるのです。

そのため、雨漏れが発生している場合、住宅の状態がかなり悪いと判断するのがよいでしょう。反対に、雨漏れが発生していなくても、外壁にひび割れが生じている場合は早急に対処することをおすすめします。

3-3 住宅の寿命が短くなり高額な修繕費用が掛かる可能性がある

外壁は建物全体の寿命に大きな影響を与えます。外部の要因に晒されることで、外壁は時間と共に劣化します。劣化が進行すると、建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性があります。

本来、外壁塗装のメンテナンスであれば100万円前後が相場となっています。

しかし、外壁のメンテナンスを怠ってさまざまな箇所に不具合が生じていると、外壁塗装にプラスして補修が必要になるでしょう。なお、外壁のひび割れから雨水が侵入し、構造躯体が腐食しているとなると、建て替えしか対処方法がない場合もあります。

つまり、外壁塗装をしないまま放置することによって、結果的に莫大な出費になる可能性があるのです。

これらのリスクは、外壁塗装を行わないことによって生じる可能性があるものであり、建物所有者や入居者に大きな不便と負担をもたらすことがあります。定期的な外壁塗装は、これらのリスクを最小限に抑え、建物を健康で美しく保つために必要です。外壁塗装を怠らないことは、賢明な選択です。

関連記事:「今は外壁塗装をしない方がいい」と言われる理由とは?無駄になるケースなどを解説

 

4 外壁塗装のメリットとデメリットのまとめ

外壁塗装は、建物の健康と美観を維持するために重要なメンテナンス作業です。しかし、外壁塗装にはメリットとデメリットがあります。以下で、外壁塗装のメリットとデメリットを簡潔にまとめてみましょう。

4-1 メリット

4-1-1. 外壁保護と耐久性の向上

外壁塗装により、建物の外部が外部要因からの保護を受け、劣化が防がれます。これにより、建物の寿命を延ばす効果があります。

4-1-2. 内部への雨漏りや結露の予防

外壁塗装は、雨水や湿気が内部に浸透するのを防ぎ、建物内部を保護します。雨漏りや結露のリスクが低減します。

4-1-3. 省エネ効果と光熱費の節約

外壁の断熱性能を向上させる外壁塗装は、冷暖房コストを削減し、省エネ効果をもたらします。

4-1-4. 美観の維持

外壁塗装は外観を美しく保ち、建物の価値を高めます。美しい外観は居住者本人も気持ちが晴れやかになったり、帰宅するのが楽しみになったりする効果

4-2 デメリット

4-2-1. 費用と労力

外壁塗装は費用と時間を要するプロセスです。専門的なスキルと装備が必要で、予算を考慮する必要があります。

4-2-2. 適切なタイミングの確認

適切なタイミングで外壁塗装を行うことが重要で、これを見誤るとリスクが高まります。定期的な点検とメンテナンスが必要です。

4-2-3. 環境への影響

外壁塗装に使用される塗料や溶剤は環境への影響が懸念されます。環境にやさしい塗料の選択が重要です。

4-2-4. 作業の中断と建物へのアクセス

外壁塗装中は建物へのアクセスが制限され、一時的な不便が生じることがあります。

外壁塗装には多くのメリットがあり、建物の健康と美観を保つために不可欠な作業です。しかし、デメリットも存在し、適切な計画と予算を立て、環境に配慮することが重要です。定期的な外壁塗装と適切なメンテナンスにより、建物を長寿命で美しい状態に保つことができます。

5 よくある質問

サイディングを塗装しないとどうなりますか?

外壁塗装を行わないと、サイディングが劣化し、建物の外観や構造に損傷を与える可能性があります。

理由としては以下になります。

・サイディングの劣化
サイディングは外部の環境にさらされるため、時間とともに劣化します。劣化したサイディングはひび割れや色あせが生じ、外観が損なわれるだけでなく、保護機能も低下します。

・水や湿気の侵入
劣化したサイディングは水や湿気を浸透させやすくなります。これにより、内部の壁や断熱材に損傷を与え、建物の構造や快適性に影響を与える可能性があります。

・建物の価値維持とメンテナンスコスト削減
外壁塗装は建物の外観を保ち、耐久性を向上させるために重要です。定期的な塗装メンテナンスは、建物の寿命を延ばし、将来の修理やメンテナンスコストを削減する効果があります。

サイディングは何年くらい持ちますか?

サイディングの寿命は一般的に20年から50年程度ですが、地域の気候条件やメンテナンスの状況によって異なります。

理由としては以下になります。

・サイディングの耐久性
サイディングは通常、耐久性が高い素材で作られており、適切にメンテナンスされれば長期間持続します。一般的には、20年以上の寿命が期待されます。

・地域の気候条件
地域の気候条件はサイディングの寿命に影響を与えます。例えば、高温多湿の地域ではサイディングが劣化しやすく、寿命が短くなる可能性があります。

・メンテナンスの状況
定期的なメンテナンスが行われれば、サイディングの寿命を延ばすことができます。定期的な洗浄や塗装のメンテナンスが大切です。

外壁塗装を20年しないとどうなりますか?

外壁塗装を20年間行わないと、外壁には劣化や色あせが進み、建物の外観や構造に損傷を与える可能性が高まります。

理由としては以下になります。

・外壁の劣化
外壁は日々の気候変動や紫外線にさらされることで劣化します。20年間も塗装を行わないと、外壁の表面にひび割れや剥がれ、さらには腐食が進行する可能性があります。

・外壁の保護機能の低下
塗装は外壁を保護し、劣化から守る役割を果たします。20年間の塗装の放置により、保護機能が低下し、外壁がより早く劣化する可能性が高まります。

・建物の外観への影響
外壁の劣化や色あせは建物全体の外観を損なうだけでなく、建物の価値を低下させる可能性があります。外壁塗装を定期的に行うことで、建物の美観を保ち、価値を維持することが重要です。

外壁塗装は10年経ったら必ずしろは嘘?

外壁塗装が10年で必ずしも必要というわけではありませんが、外壁の状態や気候条件によっては、10年経たなくても塗装が必要な場合があります。

理由としては以下になります。

・外壁の状態による必要性
外壁の材質や塗装の状態、日々の気候条件などによって、外壁塗装の必要性は異なります。外壁が劣化しており、保護機能が低下している場合や、色あせやひび割れが目立つ場合は、10年未満でも塗装が必要な場合があります。

・気候条件の影響
気候条件も外壁塗装の寿命に影響を与えます。例えば、高温多湿の地域では、塗装の劣化が早く進み、10年で塗装が必要になることもあります。逆に、穏やかな気候の地域では、塗装の寿命が延びる場合もあります。

・定期的なメンテナンスの重要性
外壁の定期的なメンテナンスが、塗装の寿命を延ばすことに役立ちます。適切なメンテナンスを行い、外壁の状態を定期的にチェックすることで、塗装の必要性を適切に判断することができます。

6 まとめ

外壁塗装は安心して暮らせる住まいに欠かせないメンテナンスですが、高額な費用がかかる分、安心して任せられる業者に依頼することが大切です。

兵庫県神戸市で屋根・外壁のメンテナンスを検討している方は、ぜひ有限会社岡防水工業にご相談ください。有限会社岡防水工業では、半世紀にわたり地域密着型で施工を行っており、豊富な施工実績と専門的なノウハウがあります。

「外壁のメンテナンスを検討しているけれど、何から検討すればいいのかわからない」「できるだけ費用を抑えてメンテナンスをしたい」という方も、まずは気軽にご相談ください。 お客様一人一人の住宅と向き合い、最適なご提案をいたします。

岡防水工業のこだわりはこちらから

岡幸治 / 有限会社岡防水工業 代表取締役
昭和39年より兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている有限会社岡防水工業の代表取締役。
1級建築施工管理技士や1級防水施工技能士等の資格を取得し、外壁塗装業界で20年以上働いています。

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