2023.07.31
防水工事・外壁塗装コラム
兵庫県・神戸市での外壁塗装で悪徳業者を回避する方法とは?よくある手口などを詳しく解説
外壁塗装を検討し始める際、最初に業者探しを行う方が多いでしょう。
ただ、業者を探し始めると、予想以上に業者の数が多くどこに依頼すべきか悩むことも少なくありません。しかし、「業者探しが面倒」「どこに依頼しても同じ」といった理由で、適当に業者を選んでしまうと、悪徳業者に騙されてしまうかもしれません。
外壁塗装業者の中には、不当な費用を請求したり、手抜き工事をしたりするような、いわゆる「悪徳業者」がまだ存在するため、契約前に見極めることが重要です。
そこで今回は、外壁塗装で悪徳業者を回避する方法やよくある手口などを解説します。
目次
- 1 外壁塗装の悪徳業者とは?
- 2 悪徳外壁塗装業者の手口4選
- 2-1 突然訪問してくる
- 2-2 オリジナル塗料を提案する
- 2-3 不安をあおって契約を迫る
- 2-4 工事費用の全額前払い
- 3 悪徳外壁塗装業者の特徴、注意すべき値引き理由4選
- 3-1 モニター商法(モニター価格)
- 3-2 足場代全額無料
- 3-3 短期間の値引き
- 3-4 一日限りの特別価格
- 4 悪徳外壁塗装業者を回避するための方法
- 4-1 業者は自分で探して問い合わせる
- 4-2 複数の業者から相見積もりを取る
- 4-3 業者の実績や口コミを確認する
- 5 外壁塗装で悪徳業者に騙されないためには知識を持つことが重要
- 6 まとめ
1 外壁塗装の悪徳業者とは?
外壁塗装は顧客目線で良質なサービス・施工を提供している業者がいるのはもちろんですが、一方で「悪徳業者」も存在します。外壁塗装における悪徳業者とは、お施主様の無知に付け込んで多額の金額を請求したり、契約内容を無視して手抜き工事をしたりするといった悪質な行為をする業者のことです。
万が一、悪徳業者に依頼してしまうと、本来支払わずに済んだお金を取られてしまったり、手抜き工事をされて施工不良になったりする可能性があるため、生活や住まいを守るためにも悪徳業者を回避することが重要です。
2 悪徳外壁塗装業者の手口4選
満足度の高い外壁塗装を行うためには、業者選びが最も重要であるといっても過言ではありません。
まずは、悪徳業者に引っかからないための参考として、悪徳業者が使いがちな手口を5つ紹介します。
2-1 突然訪問してくる
何のアポイントもなく家に訪問し、外壁塗装を提案してくる業者はあやしいと考えましょう。
訪問販売の塗装業者が全て悪質業者とは言えませんが、現在も塗装工事においてこの業界が手を抜くとか、不必要な工事まで提案するとかのイメージが残っているのは過去にTVCM等いっぱい出しながら倒産した某会社を筆頭にした訪問販売会社達が作ったイメージがあるからです。
「断るのが申し訳ない……」という理由で話を聞いてしまうと、さらに断りにくい雰囲気になるため、きっちりと断るようにしましょう。
2-2 オリジナル塗料を提案する
オリジナル塗料を提案してくる場合も要注意です。
外壁塗装は、塗料メーカーとして何年も品質改良や商品開発を続けている日本ペイントや関西ペイント、エスケー化研、アステックペイントなど、信頼できる塗料メーカーのものを使用するのが基本です。
そもそも塗料は、外壁塗装会社が独自開発できるようなものではないので、悪徳業者である可能性が高いと判断できます。
2-3 不安をあおって契約を迫る
「いますぐ工事しないと雨漏りになる」
「劣化がひどいので、このままだと家がダメになる」
など、不安をあおって契約を迫るのは、悪徳業者がよく使う手口の一つです。
家の状態を悪く家われると誰しも不安になり、契約を進めてしまいがちでしょう。
しかし、優良業者なら、家の状態が悪くても不安になるような言葉を使ったり、契約を急がせたりするようなことはしません。状況を丁寧に説明したうえで、最適なプランを提案してくれるはずなので、対応も悪徳業者を判断するポイントとなります。
2-4 工事費用の全額前払い
外壁塗装の費用は、手付金半金、工事完了後残金の支払いを完了させるのが一般的であるため、工事費用の全額前払いを提案してくるのは、悪徳業者である可能性が高いといえます。
工事前に施工費用を支払ってしまうと、工事が完了しないまま逃げられたり、施工ミスがあっても補修してくれなかったりといったトラブルにつながりがちです。
また、「工事費用の全額前払い」にこだわる業者はいつまで待っても工事を開始してくれなかったり、連絡が取れなくなる等の実例があります。
そのため契約しようとしている業者が全額前払いを提案してきたら、きっぱりと断ることをおすすめします。
3 悪徳外壁塗装業者の特徴、注意すべき値引き理由4選
外壁塗装を検討している皆さんへの注意喚起として、悪質な訪問販売業者がよく利用する値引き理由とその対策についてご紹介します。
3-1 モニター商法(モニター価格)
これは、限られた期間や数のモニター(試験対象)として無料または割引された価格で外壁塗装を提供するという手法です。しかし、悪質な業者は実際にモニターを行わず、通常の価格よりも高い見積もりを提示することがあります。信頼性のある業者は、モニター商法を正確に説明し、必要な場合には参考価格を提示します。
3-2 足場代全額無料
外壁塗装の際には、足場を組む必要がありますが、悪質な業者は「足場代全額無料」と謳い、実際には見積もりに含まれていることを隠している場合があります。見積もりを受ける際に、足場代が含まれているかどうかを明確に確認しましょう。
3-3 短期間の値引き
突然の限定値引きを提示し、契約を急かす悪質業者も存在します。信頼性のある業者は、適切な期間をかけて検討することを尊重します。急かされた場合は、他の業者と比較検討する時間を確保しましょう。
3-4 一日限りの特別価格
当日限りの特別価格を提示して契約を迫る手法もあります。しかし、本当に特別な価格なのか疑問に思うべきです。落ち着いて考え、別の日に再度相談することが重要です。
4 悪徳外壁塗装業者を回避するための方法
では、後悔のない外壁塗装にするためにも、悪徳業者を回避するための方法を見ていきましょう。
4-1 業者は自分で探して問い合わせる
外壁塗装を依頼する業者は、インターネットなどを通じて自分で探して問い合わせることが方法の一つです。
優良業者は良い口コミや評判などで自然に顧客を獲得できているはずなので、業者側からコンタクトを取ってくることがほとんどありません。そのため、自分自身で業者の口コミや実績、社歴などを確認し、信頼できると思える業者に依頼することが、悪徳業者を回避することにつながります。
とくに、訪問営業をしてくる業者は信用できないと考え、きっぱりと断ることをおすすめします。
4-2 複数の業者から相見積もりを取る
外壁塗装業者を選ぶときは、1社だけに問い合わせるのではなく、複数の業者に問い合わせて見積もりを取りましょう。
外壁塗装は単に塗料を塗るだけでなく、足場の組み立てや下地処理などさまざまな工程があります。さらに、住宅の外壁の状態などでも費用が変わるので、業者が提示している見積もりが適正価格か判断するためには、相見積もりを取ることが重要になります。
複数の業者の見積りを比較すると、価格が適正かどうか、内容が詳細に書かれているかどうかなどを判断でき、信頼性の高い見積もりと業者を見抜くことにつながります。
なお、外壁塗装の見積書でチェックすべきポイントや優良業者を見抜くコツについては以下の記事で詳しく解説しています。
→外壁塗装の見積書から優良業者を見抜くコツは?チェックポイントや注意点を解説
4-3 業者の実績や口コミを確認する
依頼したいと思える業者が見つかったら、業者の実績や口コミを確認するようにしましょう。
そのほか、営業担当者からもらった名刺やパンフレットに記載されている会社名や所在地、電話番号などを調べ、業者の実態まで念入りに確認しておくと安心です。
5 外壁塗装で悪徳業者に騙されないためには知識を持つことが重要
悪質な外壁塗装業者を回避するためにも、「自分は騙されないから大丈夫」などと、他人事として捉えるのはやめましょう。
悪徳業者に騙されないためには、「騙されるかもしれない」と意識し、悪徳業者がよく使う手口や優良業者を見極める方法などの知識を持つことが大切です。
6 まとめ
今回は、外壁塗装で悪徳業者を回避する方法を解説しました。
外壁塗装の業者を名乗っている業者の中には、いわゆる「悪徳業者」がいるのも事実です。そのため、悪徳業者が使う手口や悪徳業者を回避するための方法を押さえて、慎重に業者探しをすることが大切です。
そして、兵庫県神戸市で外壁・屋根塗装工事・防水工事を検討されている方は、岡防水工業にご相談ください。弊社は地域密着型で50年の実績をもち、塗装工事の施工件数は10,000棟以上、防水工事は10,000棟以上の施工実績があります。また、現場での丁寧な点検、明朗会計を徹底しています。
なお、岡防水工業では、顧客目線のサービスにこだわっており、不明点はすべて解決してから契約しておりますので、初めて外壁塗装・屋根塗装される方も安心です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
昭和39年より兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている有限会社岡防水工業の代表取締役。
1級建築施工管理技士や1級防水施工技能士等の資格を取得し、外壁塗装業界で20年以上働いています。
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